責任者挨拶

こんにちは、責任者の伊東敬光でございます。いつも「ランチュウ専門 伊東養魚場」をご覧頂きまして誠に有難うございます。

ランチュウは時代と共に進化を続けている魚ですが、魚に対する愛好家の「情熱」は今も昔も変わりません。
最高の芸術品としての美への拘り、更に良いものを創ろうとする向上心、生き物であるがゆえの愛情などを持って、
多くの先輩方の足跡が詰まった魚を、今に生きる伝統美として具現化させる事に全力を注ぐ訳です。

そこには様々な飼育技術を駆使しながら、試行錯誤を繰り返す愛好家1人1人の「理想像」や「心」があり、
これらは魚の姿に反映すると私は考えております。

人と向き合う様にランチュウと向き合い、心を通い合わせる事に努めながら丹精込めて飼育をする事で、
魚は飼育者の「心」を姿に反映させると考えている訳です。

私自身、「ランチュウは心なり」と言う言葉を座右の銘としている理由はここにあります。

焦った気持ちで魚に接し続けると、どこかに無理が生じる事で魚の姿は崩れ、結果的に粗雑な魚に仕上がります。
逆に、ゆとりのある気持ちで魚に接し続けると、魚の状態をいち早く察知する事が出来ますし、
不注意で魚を傷付ける事も無く、それぞれの魚が持つ素質をそれぞれの魚に応じて開花させる事が出来ると私は考えております。

この様な私の「心」と共に、今の私が考える「理想のランチュウ像」を目指しながら、より上質な魚創りに日々研鑚しております。







1973年より、拘り抜いた系統のランチュウだけを専門に自家繁殖させ販売を行っております。

私自身、これまで多くの方々の支えがありまして、今日を迎える事が出来ております。
心から感謝を申し上げます。







伊東養魚場は自宅裏にあり、主に31面のタタキ池で尾形に拘った育成を続けております。

最近は昔ながらの飼育法(基本)の大切さを改めて認識しながら、
家族と共に理想のランチュウ像を目指し、丹精込めながらの育成に日々研鑽しております。







ランチュウの「カシラの形」や「尾筒の太身」は系統さえ手に入れば簡単に再現する事が出来ます。
しかし、「尾形」については系統だけで解決する話ではありません。

実際、「尾形」にも様々な系統が存在しますが、その中でも「筋」に関する考え方が重要であり、
さらには育成段階での鑑識眼や飼育技術が加わる事で再現する事が可能となります。

しかし、これだけで終わらないのがランチュウの奥深く難しい所です。

求められる「ランチュウの総体」については時代と共に変化している為、
飼育方法を毎年変化させながら、その上で尾形を創る飼育技術を追求しなければなりません。







2004年度以降、私の養魚場にいた魚の系統は岡山系と浜松系を基礎としたものでした。
その1つの完成形が2008年度の日本らんちう協会全国大会の入賞魚です。

そんな2008年度は書籍「ランチュウ学」の販売を開始し、書籍通りの飼育を行いながらの
全国大会「勧進元一」入賞でしたので、私にとって今でも特に思い出に残るシーズンとなりました。







近年、ランチュウの全国的な輸送が活発化した事で、これまでの産地名のついた系統の意味合いは薄らぎ、
代わりに生産者単位での系統が重要視される時代を迎えております。

系統の多様化で魚の進化は速度を増し、評価では尾形だけでなくフンタンや尾筒も重要となりました。
そして、最近はどっしりとした印象(横幅)が求められる傾向にあります。

2009年度以降、私の養魚場でも種魚の導入や把握、新しい時代に似合う飼育法への調整を積極的に行い、
2010年度の大規模な改革を経て、現在も試行錯誤しながらランチュウ飼育を行っています。







2011年からの目標は、客観的に今の時代に十分に即していると思える魚創りを行うことです。

品評会は1つの客観的指標ですが、実際に入賞するかは当日の状態が含まれるので別です。
結果にばかり拘らず、四季と共にゆとりを持ちながら趣味の世界を楽むことも大切にしたいと考えています。







この様な考えの中で様々な調整を行いましたが、私自身の品評会への参加は2013年までと致しました。
孫の誕生で、趣味の世界と品評会の世界を完全に両立させることは難しいという答えに至った為です。

振り返ると、2004年に錦蘭会への参加を決め、2005年の初出品では当歳魚二部Bにて「東大関」、
翌年の初の一部出品では当歳魚小之部で「西取締」を獲得したのは嬉しい経験となりました。







その後、2007年には当歳魚小之部で「西関脇」、2008年には当歳魚小之部で「行司二」、
2009年には当歳魚大之部で「東関脇」、2010年には当歳魚小之部で「行司一」を獲得し、
ふと気付けば、錦蘭会という晴れ舞台で6年連続の当歳役魚入賞を果たしていました。

また、錦蘭会常任理事や日本らんちう協会西部本部大阪副支部長を経験させて頂けたことも、
新しい視点で物事を考える上でとても勉強になり、推薦して頂いた役員先生方には感謝しています。


伊東養魚場 〜品評会を中心としていた時代〜

2012年度の総括・2013年度の方針
2011年度の総括・2012年度の方針
2010年度の総括・2011年度の方針
2009年度の総括・2010年度の方針
2008年度の総括・2009年度の方針
2007年度の総括・2008年度の方針
2007年度の方針
2006年度の総括
2005年度の総括・2006年度の方針
2004年度の総括・2005年度の方針
2004年度の方針











2013年度シーズン・品評会結果
2012年度シーズン・品評会結果
2011年度シーズン・品評会結果
2010年度シーズン・品評会結果
2009年度シーズン・品評会結果
2008年度シーズン・品評会結果
2007年度シーズン・品評会結果

2006年度シーズン・品評会結果
2005年度シーズン・品評会結果
2004年度・錦蘭会見学


日本らんちう協会における役職(履歴)

2012-2013 日本らんちう協会 大阪支部 副支部長 : 伊東敬光
2009-2013 錦蘭会 常任理事 : 伊東敬光






ランチュウの楽しみ方は人それぞれで、何をどこまで求めるかによって飼育スタイルは大きく変わります。
そんな中で、2013年以降の伊東養魚場のテーマは「趣味としてのランチュウ飼育」に決定しました。

人生を豊かにする目的でランチュウと向かい合い、例えば自分自身の健康のために、
または近隣の子供たちへの教材のために、そして養魚場を中心としている愛好家の方々のために、
今の時代に十分に即していると思える魚創りを、以前と同様「尾形」に最も拘りながら行う方針です。






2015年2月、OCNのサービス終了に伴い、伊東養魚場のサイトをリニューアル致しました。

新しく「趣味としてのランチュウ飼育」を作成し、これまでのサイトは「養魚場部門」として、
写真を充実させ、書籍「ランチュウ学」に掲載の基本となる飼育技術を中心に掲載しています。

ただ、「ランチュウ学」で掲載した鑑識眼の向上については、今後もサイトでの公開予定はありませんので、
どうぞ書籍についても末永く大切にして頂ければ幸いです。





2015年9月、伊東養魚場は全てのタタキ池を取り壊し、2016年4月に姿を変えて再スタートしました。

新しい飼育環境は「趣味としてのランチュウ飼育」を実践する必要最小限度のもの。
さらに、長男家族も実家に戻り、新しい飼育理論と共にランチュウ飼育を楽しもうと思います。

その際に大切なのは、「人が快適な環境はランチュウも快適!」という昔からの言葉。
ランチュウの生理機能を最大化させ、少ない時間で最大限の効果が得られる領域を探索していきます。

今の伊東養魚場ホームページの内容は、これまでに収集したデータを基礎にして掲載しています。
そして今後、得られたデータは論文化を目指し、伊東養魚場ホームページにも掲載できればと考えています。

最近は様々なデータ収集が中心の為に、伊東養魚場への来場は現在ほとんどお断りしている状態です。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。



●伊東養魚場にお越し頂く際の注意  ・・・  ※今は来場をお断りしています!

1.養魚場の開放日は「お知らせ」での「指定日のみ」となります。
2.開放日の前日までにメールまたは電話で必ずご予約下さい。(пF072-331-0038)
3.天候などによって一般開放を中止する事があります。
4.魚をすくう際は一声おかけ下さい。
5.池の縁には足をのせないで下さい。
6.子供をお連れの場合、目を放さぬ様お願い致します。
7.食事・タバコはご遠慮下さい。

※駐車場(無料)は十分にありますので、車でお越し頂く事が可能です。





愛犬の「ピッちゃん(日本スピッツ):初代」です。これまで番犬として頑張ってくれていました。
私もそうですが、ランチュウ愛好家は犬を飼育している方が多いと思います。

今は「クー(ミックス犬)」が番犬として頑張ってくれています。

同時に、以前からの警察の提案もあり、2016年度より駐車場に防犯カメラを導入しています。
家や飼育場にもカメラを設置し、遥かに予算オーバーでしたが全てメガピクセルを採用しました。

また、家の前の道路は防犯強化を目的に、松原市が防犯カメラを約40台設置しています。
結果的に犯罪の少ない町として全国表彰されていました。



以上、簡単ではございますが「ランチュウ専門 伊東養魚場」の紹介とさせて頂きます。
今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。





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