2007年度


2007年度の総括と2008年度の方針。

2007年度は様々な比較実験が飼育の半分以上を占め、数々の興味深いデータを得る事が出来ました。

餌について、水について、飼育環境について、交配について、育成について、
選別について、病気について、様々な比較実験を行い、私なりの結果を得る事が出来た訳です。
結果、2007年度は今度につながる1つのターニングポイントになったと考えています。

また、これらのデータや過去の経験を基に、2007年度は「書籍」の完成を目指すシーズンでもありました。

しかし、「ランチュウに関する本当に知りたい事」を文章で表現するのは非常に難しく、
「未開拓の地に足を踏み入れる」ような作業でありましたが、
結果的には、「本で提示する事の出来る限界に挑戦した内容」になったと考えています。

2007年度までは、様々な比較実験が飼育の半分以上を占めましたが、
2008年度は比較実験を行わず、会魚の為だけの飼育を行う方針としました。

交配時期は3月上旬から、オス:メスは2:1、腹数は無制限を予定しています。
系統は「浜松」と「岡山」が中心となります。

2008年度の魚の飼育法に関しても、様々なデータや過去の経験を基に練りに練り上げました。
「書籍」の通り、「給餌」と「形固定」に技術を注ぎ、尾形に拘りながら育成を行う方針です。

交配時期に入り次第、「2008年度の種魚」のページを作りますので、
どうぞ楽しみにお待ち下さい。

2008年度も、よろしくお願い申し上げます。

                                             伊東養魚場 伊東敬光




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